川崎重工、オフショア船などの推進システム向け3MW超電導モータを開発

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川崎重工、3MW超電導モータを開発
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川崎重工業は、神戸工場(兵庫県神戸市)で、数千トン級の中型船舶に搭載するプロト機の性能試験を実施し、定格の3メガワットの出力を確認、世界最高の出力密度を達成したと発表した。

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この超電導モータの利用により船舶の推進に関して約20%の燃料低減が可能となる。

オフショア船や砕氷船などの特殊船には、機動性と高出力性能が要求されており、電気推進システムの導入が進んでいる。加えて、運用の効率化のため、省エネ化できる超電導モータを用いた電気推進システムが注目されている。

超電導は、物質の温度を超低温まで冷却したときに電気抵抗がゼロになる現象で、様々な装置の高効率化に寄与する。細い超電導線材に大電流を流すことができるため、コイルの巻き線に用いればコンパクトで強力な磁石となる。

同社は、超電導コイルをモータの回転部へ配置し、その中に極低温ガスを流して冷却する方式を用いることで、従来のモータ比で半分の大きさに小型化した3メガワット超電導モータのプロト機を製作した。

性能試験を行ったところ、同社が2010年度に1メガワット試作機で実現した国内最高出力を更新する3メガワットの定格出力が得られ、このクラスで世界最高の出力密度を達成した。また、設計どおりのモータ効率98%も達成した。

一般のディーゼル船の推進機を今回開発した超電導モータを組み込んだ推進システムに置き換えた場合、消費電力の低減に加え、小型化により配置自由度が増加することから、より水の抵抗の少ない船型への改良が可能となる。

《レスポンス編集部》

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