トヨタ友山常務、ビッグデータ事業 は「まず社会的要請に応えること」

自動車 テクノロジー ITS
スマートコミュニティ13にて講演するトヨタ自動車の友山茂樹常務
スマートコミュニティ13にて講演するトヨタ自動車の友山茂樹常務 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の友山茂樹常務役員は5月29日に東京で記者会見し、「G-BOOK」などテレマティクスを通じて収集したビッグデータを活用する新たな交通情報サービスなどの概要を発表した。

このなかで友山常務は、自治体や企業向けに有償で提供するこのサービスの事業性について「一義的な目標は利益を上げることでなく、交通流の改善や防災など社会的要請に応えること。従って売り上げなどの目標はない」と説明した。

また、サービスの立ち上げについては「日本がITS(高度道路交通システム)やビッグデータの領域でイニシアチブを執るには、(利用者には)敷居の低い具体的なサービスが必要」と指摘。こうした実績を重ねることでITSやテレマティクスの技術分野で主導的な立場を保持したいとの考えを表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る