デンソー、クラウドサーバーを活用した車両診断ソフトを開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
デンソー(webサイト)
デンソー(webサイト) 全 2 枚 拡大写真

デンソーは、車両の点検、整備作業などに使用するスキャンツールやクラウドサーバーを連携させることで、車両の診断レポートを発行、診断支援、カルテ管理などの機能を提供する新たな診断サービスソフト「DST-クラウド」を開発、7月下旬から発売する。

DST-クラウドは、これまでに同社が販売してきた「DST-i」と「DST-PC」で計測した車両の実績値と、インターネット上のクラウドサーバーでデータベース化してある測定基準とを自動比較し、車両の診断レポートとして車両ユーザーに提示することができる。

また、クラウドサーバー上に、診断支援機能として車両ユーザーへの問診項目を多数用意し、症状にあった項目を自動的に表示することで、整備士が容易に問診作業を進められるようになっている。さらに、問診結果から類似の診断事例を検索し、その内容を参照することによって診断作業の効率化を図ることもできる。

そのほか、車両入庫時に取得した車両データをクラウドサーバー上で一元管理できるカルテ管理機能により、複数の帳票を管理する手間を軽減することもできる。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る