三菱電機は、販売会社ミツビシ・エレクトリック・インドネシア(三菱電機インドネシア)内に「インドネシアFAセンター」を設置し、6月3日から業務を開始した。
日系自動車メーカーや部品メーカーが相次いで生産拠点を新・増設しているインドネシアで、企業向けFA製品のサービス体制を強化、事業拡大を図る。
インドネシアは、人口約2億4000万人、ASEAN最大の経済大国で、今後も高い成長が期待されている。日系大手自動車メーカーや関連部品メーカーが、今後の市場拡大に向けてインドネシアでの生産体制整備に継続的な投資を計画しており、FA製品の需要増加と、それに伴う幅広いサービスニーズが見込まれる。
三菱電機ではこれまで、インドネシアでのFA製品に関するサービスは、シンガポールの「アセアンFAセンター」とインドネシアの現地代理店を通じて実施してきたが、今回、より高度で迅速なサービスを提供するため「インドネシアFAセンター」を設置する。
サービス人員7人を配置し、FA製品に関する相談、システム提案や顧客のエンジニア育成をサポートする。