チャイルドシートの使用率60.2%、合同調査開始後初の6割台…JAF

自動車 テクノロジー 安全
イメージ
イメージ 全 3 枚 拡大写真

日本自動車連盟(JAF)と警察庁は、自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象に「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取り付け状況」などの合同調査を実施、結果を発表した。

調査の結果、6歳未満全体の子どものチャイルドシート利用率は6年連続で上昇し、60.2%(前年比1.4ポイント増)となり、2002年の合同調査開始後、初めて6割以上の使用率となった。しかし、乳児用シートを使用する割合の高い1歳未満(81.2%)と比べ、学童用シート(ジュニアシート)を使用する割合の高い5歳児(38.1%)の使用率の低さが目立った。

チャイルドシートが取扱説明書通り正しく取り付けられていたのは、乳児用・幼児用シート全体で36.1%だった。63.9%におよぶミスユースの多くは、チャイルドシートを固定するための「シートベルト(腰ベルト)の取り付け不足」で、全体の約7割を占めている。

また、チャイルドシートに取扱説明書通り正しく着座していた子どもは、全体で60.6%だった。乳児用・幼児用シートのミスユースは「ハーネス(子ども用シートベルト)の高さ調整と締付け不適正」、学童用シートは「体格不適合」が多く見られた。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る