ITS ジャパン渡邉会長「ITS世界会議は日本の先進技術を海外に発信する絶好の場」

自動車 テクノロジー ITS
ITS ジャパン 渡邉浩之会長
ITS ジャパン 渡邉浩之会長 全 4 枚 拡大写真

ITS ジャパンの渡邉浩之会長(トヨタ自動車技監)は6月12日に都内で開いた通常総会であいさつし「今年、東京で開催されるITS世界会議は日本の先進的なITS技術を海外に発信する絶好の場である」と述べた。

【画像全4枚】

渡邉会長は「ITSをパッケージ化してアジアの新興国へ展開する検討が始まった」ことを明らかにした上で、「これを成功するにあたってはインフラの整備、官民データの統合、新興国への援助策など政府及び産官学の連携が必須」と話した。

さらに「ITSは現在、検討が進められている政府の成長戦略のひとつの要になっており、今後も関連機関と連携を密にして推進していきたい。ITSジャパンは1994年、VERTIS(道路・交通・車両インテリジェント化推進協議会)としてスタートしたが、来年で設立20周年目を迎える。ITSはまさに活性化のフェーズに入っている」と語った。

通常総会ではITSによるスマートコミュニティ実現に向けた検討や準天頂衛星による高精度位置情報の利活用検討など2013年度事業計画が承認された。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る