キャデラック CTS 新型、米国価格公表…先代比で約7000ドルの大幅値上げ

自動車 ニューモデル 新型車
新型キャデラック CTS
新型キャデラック CTS 全 7 枚 拡大写真

GMの高級車ブランド、キャデラックは6月13日、新型『CTS』の米国価格を公表した。先代比で、大幅値上げが行われている。

新型キャデラックCTSは2013年3月、ニューヨークモーターショー13でデビュー。CTSはキャデラックブランドのミッドサイズ車。新型は3世代目モデルにあたる。

新型CTSのハイライトといえそうなのが、強力なエンジン。複数が用意される中で、頂点に立つのが3.6リットルV型6気筒ガソリンのツインターボユニットを積む「Vスポーツ」グレードだ。

このエンジンは、キャデラックに広く搭載されてきた直噴3.6リットルV型6気筒ガソリン自然エンジンを、2個のターボチャージャーで過給したユニット。最大出力は420ps/5750rpm、最大トルクは59.5kgm/3500-4500rpmを引き出す。GMによると、リッター当たり118psという出力は、セグメントの6気筒エンジンとしては、最もパワフルだという。

トランスミッションは、キャデラック初の8速AT。駆動方式はFR。新型CTSのVスポーツは、0‐96km/h加速4.6秒、最高速274km/hという優れたパフォーマンスを実現した。ブレーキはブレンボ製。アルミドア構造の採用などによる軽量化、前後重量配分50対50と理想的なバランスの追求も、高い運動性能につながっている。

今回、キャデラックは新型CTSの米国価格を公表。ベース価格は4万6025ドル(約440万円)に設定された。これは、先代のベース価格3万9095ドル(約374万円)に対して、6930ドル(約66万円)もの大幅な値上げとなる。

新型キャデラックCTSは今秋、米国で発売される予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る