JR貨物、コンテナ貨物1.6%増、車扱い8.5%増と好調…5月

鉄道 企業動向
コンテナは前年同月比で1.6%の増加。自動車部品などは前年を下回ったが、紙・パルプなどが前年を上回った。
コンテナは前年同月比で1.6%の増加。自動車部品などは前年を下回ったが、紙・パルプなどが前年を上回った。 全 2 枚 拡大写真

JR貨物が発表した5月の輸送動向によると、大きな輸送障害もなく安定した状況で推移した。海外景気の低迷を受け輸出を中心に生産の減少があるものの、一部荷主のモーダルシフトの進展により、月全体では前年を上回った。

コンテナ貨物は自動車部品や家電・情報機器などが前年を下回ったものの、積合せ貨物や紙・パルプ、エコ関連物資などが前年を上回り、全体では前年同月比1.6%増の159万3000トンとなった。

自動車部品は同9.8%減、家電・情報機器が同13.8%減と、それぞれ国内需要の減少により減送となった。積合せ貨物は、一部荷主の専用列車の運行開始などにより同15.7%増えた。紙・パルプは震災により被災した生産拠点の復旧、エコ関連物資は災害廃棄物の広域処理の進展によりそれぞれ増送となった。

車扱貨物は上旬の気温低下により増送となった石油を始め全ての品目で前年を上回り、全体では同8.5%増の62万2000トンとなった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  5. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る