ボーイングのコナー社長、既存ファミリーに新型機追加を表明

航空 企業動向

ボーイングの民間航空機部門のレイ・コナー社長兼CEOは、開催中のパリ航空ショーでメディア・ブリーフィングを開催し、単・双通路機両市場での既存機ファミリーに新型機を加え、今後の航空機市場の成長に対応していくと表明した。

コナー社長は「我々が提供するプロダクトやサービスは、顧客のニーズと視点に基づき、顧客によって製造されるもの。次世代737型機、747-8型機、777型機、787型機といった既存機は優れた効率性を持っており、今後導入する機体も、それぞれの市場をリードしていく」と予測。

ボーイングの民間機ラインアップは、幅広く展開しており、「競合他社を大きくリードしている」と市場優位性を強調した。

また、コナー社長は、新型機開発に関して、777Xと787-10Xについて、顧客である航空会社やリース会社との共同作業により、概要決定に向けて急速に進んでいることも明らかにした。「ワイドボディ機市場での優位性を継続し、さらなる拡大を目指す。777Xや787-10Xは正にその戦略を押し進める機体になる」と述べた。

単通路機市場では、新型737 MAXが、既に1300機以上の受注を獲得しており、開発も順調に進んでいるとした。

《レスポンス編集部》

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