JAXA、ISS補給機「こうのとり」4号機を報道陣に公開

宇宙 企業動向

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月19日、種子島宇宙センターの第2衛星フェアリング組立棟で、宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機の機体を報道機関に公開した。

「こうのとり」4号機はH-IIBロケット4号機に搭載され、8月4日、種子島宇宙センターから打ち上げる予定。宇宙飛行士のための食料品や飲料水のほか、「きぼう」日本実験棟の実験機器や試料等の物資を国際宇宙ステーションへ運ぶ任務を持つ。

「こうのとり」は直径約4メートル、全長10メートル弱で、観光バスが収まる大きさ。機体は大別して3つの部分から成り立っており、最後部が、軌道変換用のメインエンジン、姿勢制御用のRCSスラスタと、それらに推進薬を供給する燃料/酸化剤タンク、高圧気蓄器等が搭載される「推進モジュール」。

真ん中が誘導制御系・電力供給系・通信データ処理系の各電子機器が搭載される「電気モジュール」、先頭が補給物資を格納する「補給キャリア」となっている。

JAXAでは、引き続き打ち上げに向けた作業を進めるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る