フランスの自動車大手、ルノーは6月24日、『トゥイジー カーゴ』の概要を明らかにした。超小型EV、『トゥイジー』の商用バージョンとなる。
トゥイジーは2009年のフランクフルトモーターショーでプロトタイプ、翌年のパリモーターショーで市販版を発表。全長2337mm、全幅1191mm、全高1461mmという超小型、バッテリーを含めても450kgという超軽量ボディのシティコミューターEV。
スペース効率を最大限に引き出すため、2名の乗員は前後に座る。モーターは2種類のパワー特性。最大出力9ps版は最高速45km/h、17ps版は最高速85km/h。満充電での航続距離は、ともに約100km。
今回ルノーが発表したトゥイジー カーゴはトゥイジーの商用版。トゥイジーのリアシートを取り去り、利便性の高い荷物スペースとしたのが最大の特徴。荷室容量は180リットル(VDA計測法)、最大積載量は75kgとした。
後部ドアは新設計。90度の角度まで横に開き、荷物の積み下ろしに配慮している。