古野電気、ブラインドセーリング プロジェクト中止…ブラインドセーラー・岩本光弘氏とニュースキャスター・辛坊治郎氏の挑戦

船舶 企業動向

古野電気は、同社がオフィシャルスポンサーを務める「ブラインドセーリング」プロジェクトを中止したと発表した。

プロジェクトは、セーリングヨット「エオラス」号(28フィート)でダブルハンド(乗員2人)帆走による世界初の太平洋横断に、米国在住のブラインド(視覚障がい者)セーラー・岩本光弘氏とニュースキャスター・辛坊治郎氏が挑戦するというもの。

両氏は6月8日に大阪北港(大阪市此花区)から小名浜港(福島県いわき市)まで試験航行を行った後、6月16日に小名浜港から米国サンディエゴに向けて出航した。

しかし、6月21日、原因不明の浸水により、2人は船体を放棄、海上自衛隊と海上保安庁に救助され、同日22時31分、厚木基地へ帰還した。

同社では、プロジェクトについて、各種航海・無線通信機器の提供や機器の設定調整・整備などの面で支援活動を行ってきたが、今回の事故により、プロジェクトは計画中止となったが「両氏が無事に帰還されたことに社員一同、安堵しております」としている。

プロジェクトの事務局「プロジェクトD2製作委員会」によると、両氏は当面の間、自宅で静養すると説明。プロジェクトの今後は、両氏と「プロジェクトD2製作委員会」が判断する。

《レスポンス編集部》

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