ヤマハ発動機 柳社長、3輪バイクなど「新規製品はグローバルに展開したい」

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ヤマハ発動機 柳社長(7月3日事業説明会) 
ヤマハ発動機 柳社長(7月3日事業説明会)  全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は7月3日、都内で中期計画(2013~15年)に沿った技術開発や商品展開などを示す「事業説明会」を開いた。

米国で生産・販売する「ROV」(レクレーショナル・オフハイウェイ・ビークル)と呼ぶ4輪駆動の新カテゴリー車『VIKING』や、2014年に商品化を計画している前輪を2輪にした3輪バイク「LMW」(リーニング・マルチ・ホイール)などを現物や映像で公開した。投入時期は明らかにしていないが「マイクロ4輪車」という小型自動車の開発方針も明らかにした。

柳弘之社長は、これらに省燃費技術などを採用する既存バイクの新モデルを含めた新規の製品について「特定の市場に限定するのでなく、グローバルに展開していきたい」と語った。先進諸国や新興諸国向けなどと前提を置かず、世界規模で市場開拓する方針を示した。

ヤマハの中期計画は、最終年の15年12月期に売上高1兆6000億円、営業利益率5%という目標とともに「目指す姿」として17年12月期での売上高2兆円、同利益率7.5%という数値も掲げている。説明会の席上、柳社長は17年の営業利益率7.5%などの目標を「早期に達成したい」と強調、同年より前倒しでの達成に意欲を示した。

《池原照雄》

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