デルタ航空、座席利用率87.5%にダウン、米国内線が低調…6月

航空 企業動向

デルタ航空は、6月の輸送・財務実績を発表した。輸送旅客数は前年同月比0.7%減の1510万2494人と微減だった。

6月の旅客単位収益(PRASM)は、円安の影響を受け1ポイント相殺されたものの、大西洋線、ラテン線の順調な推移により同1.0%増となった。

幹線のコンプリーションファクター(運航の完了・達成率)は99.6%で、定時到着率は76%だった。

有償旅客マイルは同0.7%増と前年を上回った。米国内線がローカル線の低迷で、同0.8%減となったものの、国際線が同2.8%増と順調だった。

国際線のうち、日本発着を含む太平洋路線は、同2.7%減と低迷したが、大西洋線が同4.8%増、中南米線が同6.1%増、幹線が同6.0%増と伸びた。

ロードファクター(座席利用率)は、前年同月と比べて0.6ポイントダウンの87.5%だった。米国内線が1.3ポイントダウンの86.4%、国際線が0.5ポイントアップの89.1%だった。中南米線やローカル線、幹線でポイントがアップしたが、太平洋線は0.6ポイントダウンの87.5%にとどまった。

《レスポンス編集部》

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