ボルボ XC90 次期型、暗闇での歩行者検知システムと自動ブレーキ搭載へ

自動車 テクノロジー 安全
ボルボXC90現行
ボルボXC90現行 全 4 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは7月4日、2014年内に欧州で発売する次期『XC90』に採用する安全装備の内容を発表した。

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ボルボXC90は、ボルボカーズの最上級SUV。2002年のデビューから12年を経て、2代目にモデルチェンジを果たす。

次期XC90には、数多くの先進の安全装備を導入。中でも、「ペデストリアン・ディテクション・イン・ダークネス」は世界初の装備。暗闇では、ドライバーは歩行者の存在に気づきにくい。そこで高感度カメラとレーダーを使い、暗闇の歩行者を検知。ドライバーに警告を発するとともに、衝突が避けられないと判断すれば、自動ブレーキをかける。

同様に、「アニマル・ディテクション」も世界初。これは昼夜を問わず、道路に飛び出してきた動物との衝突を避けるための安全装備。前方に動物を感知すると、車両に自動ブレーキをかける。

この他、路肩や側壁へ接近し過ぎた場合に、ステアリングを自動修正して車線逸脱を防ぐ「ロードエッジ&バリア・ディテクションwithステアアシスト」などを採用する計画。

ボルボカーズのシニアセーフティアドバイザー、トーマス・ブロベルグ氏は、「2002年に発表した現行XC90には、横転防止など数々の画期的な安全装備を導入した。次期XC90でボルボカーズは、再び自動車安全の面におけるリーダーシップを発揮する」と述べている。

《森脇稔》

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