ブリヂストン、工学院大学ソーラーカープロジェクトに協賛…タイヤと太陽電池用フィルムを提供

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工学院大学、新開発のソーラーカーマシン発表会
工学院大学、新開発のソーラーカーマシン発表会 全 13 枚 拡大写真
ブリヂストンは7月23日、「ワールド ソーラーチャレンジ2013(WSC2013)」に参戦する工学院大学ソーラーカープロジェクトに、タイヤと太陽電池用フィルムで協賛すると発表した。

今回協賛するタイヤは、今年3月に発表した、低燃費と安全性を高次元で両立する技術である、「ラージ&ナローコンセプト」をベースに開発した特別仕様のタイヤ。今回、当該技術を実用化するにあたり、新たに「ologic(オロジック)」と名付けた。タイヤサイズをこれまでになかった狭幅・大径サイズ化するとともに、空気圧の高圧化、新パタン技術や専用コンパウンドを適用。これにより、従来とは別次元の転がり抵抗の低減とウェットグリップ性能の向上を実現した。

また太陽電池用フィルムでは、「EVASKY(エバスカイ)」シリーズを提供。太陽光を電気エネルギー(電力)に変換する発電セルを保護し、長期にわたり安定した発電性能を維持するために使用される。今回協賛するフィルムは、長年蓄積してきた高度な配合技術を活用し、紫外線を透過させることができる高機能な特性を持っており、ソーラーカーの発電効率向上に貢献する。

WSC2013は、10月6日から13日にオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3000kmを走行し、順位を競う国際的なソーラーカーレース。工学院大学は同大会に初参加する。

《纐纈敏也@DAYS》

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