火星探査車「キュリオシティ」、1日あたりの移動距離の新記録を樹立

宇宙 テクノロジー
キュリオシティ移動距離新記録
キュリオシティ移動距離新記録 全 4 枚 拡大写真

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所は7月23日、火星の地表を移動しながら地面や岩を調査する探査車「キュリオシティ」が21日(340火星日)、100.3メートルを移動し、1日あたりの移動距離の新記録を樹立したと発表した。

キュリオシティが新記録を打ち立てた要因は、当日の見晴らしが良く、チームのエンジニアの行程計画が容易だったことが挙げられる。21日以前の記録は2012年9月26日の約49メートルが最長だった。23日現在、2012年8月に着陸を果たしたミッションの総移動距離は1.23キロメートルに達している。

なお、キュリオシティは自ら判断して地表の障害物をよけながら進むという自律機能を今後数週間のうちに実行する予定とのこと。これにより、以前よりも移動距離が延びる見込みとなり、さらなる探査が行われることが期待される。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る