NASAジェット推進研究所、ITT Exelis社と深宇宙ネットワークの維持・管理契約を締結

宇宙 企業動向
ゴールドストーン深宇宙通信施設のアンテナ
ゴールドストーン深宇宙通信施設のアンテナ 全 2 枚 拡大写真

米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)は7月23日、ゴールドストーン深宇宙通信施設やJPLの深宇宙管理センターなどについて、ITT Exelis社が維持・管理を担当すると発表した。契約は5年ベース・延長オプション付きで、総額は4億3500万ドル。

カリフォルニア州にあるゴールドストーン深宇宙通信施設は、火星探査車「キュリオシティ」などのロボット探査機とデータ送受信のやりとりを行う、深宇宙ネットワークの地上局の一つ。他の地上局はスペイン・マドリード、豪州・キャンベラ近郊にある。

JPLのプロジェクトマネージャは「深宇宙ネットワークは、30以上の深宇宙探査機にとって、頼みの綱だ。ネットワークが稼働しているからこそ、我々は探査機に画像を撮影するように、あるいは地表からのデータを送るようにと指令を出せるのだから」とその重要性を改めて述べている。

《日下部みずき》

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