ヤマハ柳社長、インドネシア2輪市場は「今年後半から反転へ」

自動車 ビジネス 企業動向
ヤマハ発動機の柳弘之社長
ヤマハ発動機の柳弘之社長 全 2 枚 拡大写真
ヤマハ発動機の柳弘之社長は8月6日の決算発表会見で、同社の2輪車の主力市場であるインドネシアについて「今年後半から来年にかけて反転すると見ている」と述べた。

同社によると今年1-6月期の同国の総需要は、出荷ベースで前年同期を6%上回る392万台だった。ただし、地方農村部を中心に需要が低迷しており、「小売段階ではほぼ横ばい」(柳社長)という。

ヤマハでは今回、年間の総需要を前年比2%増の720万台規模の微増に見直し、同社の出荷も20万台下方修正の255万台(前年比5%増)とした。柳社長はガソリン価格の上昇や世界経済の影響も受けていると分析。そうした状況が改善する今年後半から再び反転して成長を取り戻すと予測した。

柳社長はヤマハの現状を「価格競争でなく、商品力を強化してブランド力を高める時期」と指摘、市場好転後に備える方針を強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る