富士通、キヤノンの新スパコンシステムを受注……開発プロセスを「試作レス」化

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FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10
FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10 全 2 枚 拡大写真

 富士通は6日、キヤノンの新スーパーコンピュータシステムを受注したことを発表した。製品開発プロセスにおける各種解析シミュレーションを高度化し、キヤノンが標榜する「試作レス」開発に貢献するもので、10月から稼働開始する予定。

 キヤノンでは、従来から製品開発においてHPCを活用していたが、より大規模かつ複雑な解析計算を実用化する手段として、さらに高性能なスパコンを導入するとのこと。

 システムは、スパコン「京」に適用した技術をさらに向上させ、拡張性、信頼性、省電力性に優れる「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10」96ノードで構成され、理論演算性能は、20.2テラフロップスを実現する。ディスクアレイ「FUJITSU Storage ETERNUS」、ファイルシステムソフトウェア「FEFS」による大容量、高信頼、高性能なストレージ環境、非線形動的構造解析ソフトウェア「LS-DYNA」もあわせて提供される。

《冨岡晶@RBB TODAY》

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