【プロ・モトクロス選手権 第10戦】ユナディラでビロポトが完全勝利、年間王者に王手…450クラス

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ライアン・ビロポト
ライアン・ビロポト 全 6 枚 拡大写真

ルーカス・オイル・プロ・モトクロスは8月11日、前日にニューヨークのユナディラMXで行われた450クラスのレースで、ポイントリーダーのライアン・ビロポトが第1、第2モトで完全勝利を納め、シリーズの残り2戦を残してチャンピオン獲得に大きく躍進したことを公表した。

450クラスの第1モトでホールショットを奪ったビロポトは圧倒的なラップタイムで周回を重ねるごとにリードを広げ、レースの注目は早くも2位以下の争いへと移った。チーム・ホンダ・マッスルミルクのジャスティン・バルシアとトレイ・カナード、そしてヨシムラ・スズキのジェームズ・スチュアートの集団が2番手を走るライアン・ダンジーに迫るが、カナードはメカニカルな問題で戦線を退き、スチュアートがダンジーの後方を脅かすが、オーバーテイクには至らず、3位でフィニッシュすることとなった。

第2モトでも勢いに乗るビロポトがホールショットを奪取し、そのまま後続のバルシアからリードを広げ始めた。ダンジーは第2モトのスタートで中段にいたが、徐々に順位を回復して4位でフィニッシュし、3位にはトヨタ/JGR/ヤマハのジェイク・ウェイマーが入賞した。

「今日のハイライトは無論2度連続でホールショットを得たことで、僕は本当にこのコースを楽しんだ。それは多くのラインの選択があって、正直言って僕の好むコースの1つになった。なぜなら速く走れる上に、他の人達と完全に違うラインを取れるからだ」と勝利したビロポトは語った。

尚、プロ・モトクロスの第11戦は8月24日に、ユタ州トゥーイルにてビルト・フォード・タフ・ユタ・ナショナルが行われる予定である。

ビルト・フォード・タフ・ユナディラ・ナショナルの450クラス総合結果

1. ライアン・ビロポト(1-1)
2. ジャスティン・バルシア(4-2)
3. ライアン・ダンジー(2-4)
4. ジェイク・ウェイマー(9-3)
5. ジョシュ・グラント(5-5)
6. アンドリュー・ショート(6-7)
7. ブレット・メトカルフェ(10-6)
8. ブロク・ティックル(8-8)
9. ジャスティン・ブレイトン(7-13)
10. フィル・ニコレッティ(13-9)

()内は(第1モト順位‐第2モト順位)

450クラス・ポイント・スタンディング

1. ライアン・ビロポト(463)
2. ライアン・ダンジー(419)
3. ジャスティン・バルシア(347)
4. ジェームズ・スチュアート(289)
5. トレイ・カナード(263)
6. アンドリュー・ショート(220)
7. ジェイク・ウェイマー(216)
8. ブロク・ティックル(209)
9. ジョシュ・グラント(208)
10. マイク・アレッシ(204)

《河村兵衛》

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