WRC ドイツラリーで、今シーズン初めて表彰台を逃したフォルクスワーゲン・モータースポーツの監督である、ジョスト・カピートが母国ドイツでのラリーについて語った。
フォルクスワーゲンは今年の1月にワールドラリーチャンピオンシップに参加して以来、最悪の結果を地元の観衆の目の前で得ることとなってしまった。
ワークスドライバーのセバスチャン・オジエとヤリ‐マティ・ラトバラの両者は、それぞれ異なる時期にこのラリーをリードしたが、オジエは2日目にコースを外れてサスペンションを破損し、ラトバラも土曜日のレグで同じような状況によってリタイヤを余儀なくされた。
チームの第3ドライバーであるアンドレアス・ミケルセンは副ドライバーの負傷の為に、レースの直前に出場を辞退した。
「我々の母国でのレースは望んだように行かなかった。私たちは落胆したよ。セバスチャンとヤリ‐マティは、幾つかのステージでラリーをリードしたが、リタイヤを余儀なくされた。我々は勝利に近づいたが、少しのミスでそのチャンスを逃した。小さなミスがこの結果に結びついてしまったが、逆に言えばそれこそが、このスポーツを最も魅力的にしている要素だよ」とカピート氏は冷静に語った。