ロッキード・マーチン、ドイツの主要空港にウインドトレーサー・システムを配備

航空 テクノロジー
ミュンヘンの空港に配備されたウインドトレーサー・システム
ミュンヘンの空港に配備されたウインドトレーサー・システム 全 1 枚 拡大写真

ロッキード・マーチンは8月29日、ドイツ気象サービス(DWD)が同社の「ウインドトレーサー・ドップラー・レーザーレーダー・システム」をフランクフルトとミュンヘンの空港に配備したことを発表した。

ウインドトレーサー・レーザーレイダーは航空機の着陸と離陸に影響する突風の情報を提供する。大気中の状態をモニターし、空港の飛行経路に沿った風のスピードと方向を計算する装置は、目に安全な赤外線レーザーの光線の波動を送信することによって、自然に起こる大気中のエアゾールの粒子からの反射を読み取る。

ウインドトレーサーは10年以上に渡って世界中で使用され、危険性のある風や航空機の航跡を探知することで、安全なフライトを支えてきた。このシステムは香港や東京、大阪やロンドン、ニューヨークやサンフランシスコ、そしてラスベガスの空港ですでに運用されている。

《河村兵衛》

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