太田昭宏国土交通相は8月30日の閣議後会見で、前日に行った超電導リニア試乗の感想を語った。
時速505kmという浮上走行を体験した国交相は「スピードはあるが、体を圧迫するようなものではないし、騒音はあるが普通に話ができる。シートベルトは全く必要なく、走行中も通路を歩ける」と述べ、「技術水準がかなり高まってきているという印象を持った」と感想を述べた。
JR東海が開発中の超電導リニアは、東京=名古屋間を40分程度、東京=大阪間を1時間強で結ぶ計画。
太田国交相は「3大都市圏を結んで劇的な変化をもたらすと思うし、世界最高水準の技術を世界に示すことができ、誇るべきものだ」と世界に誇るべき技術だとの見解を示した。