【アウディ A3スポーツバック 新型発売】MOPのアウディコネクト対応MMIナビは無線LANルータ機能内蔵

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アウディ A3スポーツバック発表会
アウディ A3スポーツバック発表会 全 14 枚 拡大写真
約10年ぶりに刷新された第3世代モデルのアウディ『A3スポーツバック』 は、“Wi-Fi対応”が大々的に打ち出された。

「Wi-Fi搭載はメーカーオプション(MOP)としては日本で初」(アウディジャパン大喜多寛社長)とのことだが、平たく言えば無線LANルータ機能を内蔵させたものだ。キャリアはソフトバンクで、モジュールは3G(HSPA)。無線LANルータ機能については最大8台のデバイスとの接続が可能だ。

もちろん、Audi connect対応MMIナビゲーションの最大の特徴である、Google EarthやGoogle ストリートビュー、音声検索・手書き文字入力検索にも通信機能が活用される。他のコンテンツとしては、NAVITIMEが提供するガソリン価格情報や「タイムズ」「リパーク」など駐車場満空情報といったリアルタイム情報も用意している。

ハードウェアは64GBのSSDを採用、ディアルSDカードスロット、VICS3に加えてDSRCにも対応というフルスペック。オプション価格は30万円だ。3年間の通信料はナビ価格に含まれる。

プレセールス部商品企画スペシャリストの佐久間裕司氏によれば、「EU圏では2010年モデルからAudi connectに対応した車種を出していたが、あちらではGSMのみだったため日本に導入したくてもできないという事情があった。今回のA3では3Gが標準となったため日本でも導入に至った。A3はアウディのラインナップ中ではベーシックな位置づけではあるが、このような先進技術は車種に関係なく開発タイミングに合わせて積極的に投入していくというスタンスを取っている。Audi connectに対応した新世代のMMIナビゲーションで他社のCセグメントモデルと差別化したい」と説明する。

発表会では、女優の木村佳乃さんが登場し、MMIナビゲーションを操作するデモンストレーションも披露された。木村さんは、最初少し操作に手間取る場面もあったが、すぐに慣れたようで、文字入力検索や音声案内機能を器用に使いこなした。「とても分かりやすくて、反応が早いのが気に入りました」と好印象の様子だった。

《北島友和》

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