8月の米国新車販売、17%増…トヨタ/ホンダ/日産は2割以上の伸び

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・カムリ
トヨタ・カムリ 全 6 枚 拡大写真

民間調査会社のオートデータ社は9月4日、8月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は150万3151台。前年同月比は17%増と、27か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが27万5847台を販売。前年同月比は14.7%増と、13か月連続で前年実績を上回った。シボレーブランドの主力クロスオーバー車、『エクイノックス』が、23.9%増の2万5073台。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比13.9%増の4万3603台と、9か月連続で前年実績を上回る。

トヨタに抜かれて2か月連続で3位のフォードモーターは、22万0404台を販売。前年同月比は12%増と、13か月連続の前年実績超え。コンパクトカーの『フォーカス』が、6.8%増の2万0372台と、5か月連続の前年実績超え。主力中型セダンの『フュージョン』は、13.7%増の2万4653台と回復。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』は、22.2%増の7万1115台と好調。

クライスラーグループは、ホンダに抜かれて2か月連続の5位。その販売台数は16万5552台で、前年同月比は11.5%増と41か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、31%増の3万3009台と引き続き大幅増。クライスラーブランドでは、『300』が27%増の5909台と2か月連続のプラス。

日本メーカーのビッグ3では、2か月連続で2位を維持したトヨタが、23万1537台を販売。前年同月比は22.8%増と、4か月連続で前年実績を上回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、21.8%増の4万4713台と、3か月連続で増加。『カローラ』は10.5%増の2万6861台と、5か月ぶりに回復。『プリウス』は2万7358台を売り上げ、前年同月比は29.6%増と、4か月連続のプラスとなった。

2か月連続で4位のホンダは、16万6432台を販売。前年同月比は26.7%増と、6か月連続で前年実績を上回る。主力車の中では、『アコード』が10.6%増の3万8559台と、4か月連続で増加。『CR‐V』は3万4654台を販売し、前年同月比は45.1%増と、5か月連続で前年実績を上回った。『シビック』は3万9458台を売り上げ、前年同月比は58.5%増と、3か月連続で増加。

日産は6位。その販売台数は12万0498台で、前年同月比は22.3%増と、6か月連続の前年実績超え。主力の『アルティマ』が3万0976台を販売。前年同月比は19.6%増と5か月連続で前年実績を上回る。小型セダンの『セントラ』も、18.7%増の1万2605台と、5か月連続のプラス。SUVの新型『パスファインダー』は8859台で、前年同月比は258.4%増と大幅増加を維持している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る