二輪車の文秀ホンダ、燃料補助削減で販売増を見込む マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

二輪車の文秀ホンダは9月5日、新型の『ウェーブ・ダッシュS』と『ウェーブ・ダッシュR』を発表した。ホンダは向こう12か月で24万台二輪車を販売する目標を掲げており、政府が財政健全化のため燃料補助の削減を打ち出したことから、販売台数を押し上げるとの見解を示した。ザ・サンなどが報じた。

文秀ホンダは今年の売り上げについて、前年の8億リンギから20%増の10億リンギとなると見込んでいる。

2008年に燃料価格が引き上げられた時は、販売台数は30%ほど増加したことから、文秀ホンダは目標を達成できると予想している。向こう12か月における販売台数の15%となる4万台をウェーブ・ダッシュが占めると見込んでいる。

今回発表された新型のウェーブ・ダッシュの排気量は110cc。ペナン州バトゥ・カワンの工場で、組立生産された。国内部品の使用率は65%となっている。価格はウェーブ・ダッシュSが5029リンギ、ウェーブ・ダッシュRが5290-5419リンギとなっている。2年間もしくは、2万kmの保証が付く。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  6. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
  7. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  8. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  10. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る