【フランクフルトモーターショー13】VWグループナイト総括…“電気傾注トレンド”で先を行く

自動車 ニューモデル モーターショー
VWグループナイト
VWグループナイト 全 30 枚 拡大写真

フランクフルトモーターショーの開幕を翌日に控えた9月9日、フォルクスワーゲングループは、グループ全ブランドのプレミアモデルを移動に集めた「フォルクスワーゲングループナイト」をフランクフルト郊外において開催した。

【画像全30枚】

フランクフルトショー前日の恒例行事ではあるが、今年は例年にもまして参加者が多く、VIPやプレスで大賑わい。用意された席はほぼ埋まり、欧州以外でビジネスをしているブランドを中心に好業績を連発しているグループの勢いを感じとれるイベントとなった。

舞台装置はかなり大がりで、人によるダンスやパフォーマンスを、プロジェクションマッピングからレーザーやスポットなど様々な光源を活用し、さらには巨大な壁が上から倒れ込んでくるという派手な演出も。

披露されたモデルは、注目の『ゴルフ』最強モデル『ゴルフ R』こそこの日の登場は見送られたが、アウディの『nanuk クワトロ コンセプト』を始めとして、ポルシェ『918スパイダー』、『パナメーラ S Eハイブリッド』、アウディ『A3 eトロン』といったPHVハイパフォーマンスカー、『e-load up!』『e-ゴルフ』といった実用EVを前面に押し出し、“電気傾注アピール”の印象が強かった。イベントの最後でヴィンターコルン会長がスピーチをした際に、これらのPHV/EVが再度姿を見せたことも力の入れようが分かるというものだ。

もちろん、ブガッティやランボルギーニなどにはハイパフォーマンスモデルもぬかりなく用意されたが既存モデルの特別仕様ということもあり、やはり電気シフトは如実だ。

また、市販モデルについてはCセグメントの主要ブランドにMQBプラットフォームのラインナップがそろい、一段落した。『A3カブリオレ』やセアト『レオン ST』といったボディバリエーションの拡充はあるが、B/C/Dセグの次期市販モデルのコンセプトはなし。Dセグ/Bセグへの展開へはもう少し時間が必要のようだ。

その中にあって特に注目を浴びていたのは、『ゴルフ スポーツバン』。これまで存在した『ゴルフ プラス』の後継ともいえるモデルだが、ハッチバックモデルのデザインモチーフが反映されており、スタイリングとパッケージングの完成度は高い。今回のイベントでも3台の仕様を用意するなどVWとしても特に力を入れて訴求したいモデルだったことが分かる。

総じて、今回のVWグループナイトは、日本車(特にトヨタ/ホンダ)が得意として先行してきたハイブリッド/PHVの分野にも、本腰を入れて取り組んでいくことをアピールしたイベントだった。今回披露されたVWのパッケージを踏まえて、東京モーターショーにどのようなラインナップで臨んでくるのか、今から楽しみだ。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『N-WGN』次期型はどう進化する? “ヒンジドア軽ワゴン”の魅力を磨く
  2. スバルはなぜMTを捨てないのか? 2027年までに登場、次期『WRX』『BRZ』「新型スポーツハッチ」の姿とは
  3. レクサス『RX』大幅改良へ、新デザイン判明!…フロント刷新&内装進化
  4. 中国BYDが軽EV『ラッコ』投入、東福寺・日本法人社長「日本の新しい軽の定番に」[新聞ウォッチ]
  5. 日野『プロフィア』リコール 火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 山岳トンネル工事でロックボルトを自動打設、三井住友建設が「離れteロック」開発…俵山・豊田道路第2トンネル工事に導入
  3. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
  4. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
  5. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
ランキングをもっと見る