【リコール】ダイハツ タント など89万台、走行中エンジン停止のおそれ

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ダイハツ工業は9月11日、『エッセ』『ムーヴ』『ミラ』『タント』などのエンジン・クランク角センサに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『エッセ』『ムーヴ』『ミラ』『タント』『タント エグゼ』『ムーヴ コンテ』『ミラ ココア』『ハイゼット』『ハイゼット デッキバン』『アトレーワゴン』『ディアス』の11車種で、2005年11月28日~2010年6月7日に製作された89万1525台。

エンジンのクランク角センサにおいて、内部コイルの耐久性が不足しているため、低速ギア使用による全開加速走行など、エンジン回転数が高い運転を繰返すと、クランク角センサに過大な振動が加わり当該コイルが断線する場合がある。そのため、走行中にエンジンが停止する、あるいは、エンジンが始動できなくなるおそれがある。

全車両、クランク角センサを対策品と交換する。なお、自然吸気のオートマチックトランスミッション仕様車および自然吸気のマニュアルトランスミッション仕様車については、部品の準備に時間を要することから、部品が供給出来るまでの暫定措置として、エンジン制御プログラムをエンジン最高回転数を下げる仕様に書き換え、後日クランク角センサを対策品と交換し、エンジン制御プログラムを元の仕様に書き換える。

不具合発生件数は161件で、市場からの情報で発見した。

事故は起きていない。

《纐纈敏也@DAYS》

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