【新型 フィット 発売】DNAを残しつつ、クラスレスの走りを目指す

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ホンダ フィット
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3代目となった新型『フィット』の試乗会が横浜・みなとみらいにて開催された。

新型『フィット』は、その開発にあたり1クラス上のクルマを目指して設計が行われたという。本田技術研究所 第11技術開発室の石川裕樹氏は「従来のコンパクトカーでは、乗り心地やエンジンの出力、インテリアの質感など諦めていたものもありました。今回はそういったものを無くそうと開発を行った結果が新型フィットとなったのです」と言っていた。

また、新型フィットはボディを完全新設計としたが、その走りについて同氏は「新型はダンパーの減衰特性やサスペンションマウント、スタビライザーの剛性など全てを見直し、新設計しました。微振動や小さな凹凸をうまく吸収し、いかにフラットな乗り味を出せるかがシャシー設計の方向性の1つなのです。先代にお乗りの方でも、きっとその違いを感じていただけます」と語っていた。

また同氏は先代との違いについて「3代目ではボディやパワートレインを完全に新設計し、デザインも先代に比べ大きく変更しました。しかしながら、先代『フィット』が大切にしてきた居住性の良さや運転席からの景色などにより、乗った瞬間からこのクルマは紛れもなく”フィットである”ということを感じていただくことができます。大幅に進化しながらも、フィットとして大切なものはしっかりと残してあります」とも語っていた。

《橋本 隆志》

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