【新型 フィット 発売】DNAを残しつつ、クラスレスの走りを目指す

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ フィット
ホンダ フィット 全 30 枚 拡大写真

3代目となった新型『フィット』の試乗会が横浜・みなとみらいにて開催された。

【画像全30枚】

新型『フィット』は、その開発にあたり1クラス上のクルマを目指して設計が行われたという。本田技術研究所 第11技術開発室の石川裕樹氏は「従来のコンパクトカーでは、乗り心地やエンジンの出力、インテリアの質感など諦めていたものもありました。今回はそういったものを無くそうと開発を行った結果が新型フィットとなったのです」と言っていた。

また、新型フィットはボディを完全新設計としたが、その走りについて同氏は「新型はダンパーの減衰特性やサスペンションマウント、スタビライザーの剛性など全てを見直し、新設計しました。微振動や小さな凹凸をうまく吸収し、いかにフラットな乗り味を出せるかがシャシー設計の方向性の1つなのです。先代にお乗りの方でも、きっとその違いを感じていただけます」と語っていた。

また同氏は先代との違いについて「3代目ではボディやパワートレインを完全に新設計し、デザインも先代に比べ大きく変更しました。しかしながら、先代『フィット』が大切にしてきた居住性の良さや運転席からの景色などにより、乗った瞬間からこのクルマは紛れもなく”フィットである”ということを感じていただくことができます。大幅に進化しながらも、フィットとして大切なものはしっかりと残してあります」とも語っていた。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  5. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る