日本海事協会、中国の大連重工にシップリサイクル条約への適合証を授与、世界で2番目

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日本海事協会、中国・大連船舶重工のシップリサイクル条約適合証を授与
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日本海事協会は、中国遼寧省の大連船舶重工集団船務工程に対して、世界で2例目となるシップリサイクル条約への適合鑑定を行い、適合証(SOC)を授与した。

大連重工は、修繕造船所として設立された工場だが、約50万平方メートルの広大な敷地と修繕用の乾ドックを利用した船舶リサイクルも行っている。推定される最大年間リサイクル能力は100万LDTと中国でも最大級の能力を持つ船舶リサイクル施設となる。

大連重工は、シップリサイクル条約で、所管官庁による船舶リサイクル施設承認の際に要求される「船舶リサイクル施設計画(SRFP)」の作成を条約発効に先駆けて実施してきた。

今回、海事協会は、作成されたSRFPが条約の要求事項を満たしており、それに従ったリサイクルが実施されていることを第三者機関として確認し、同社に対して適合証を授与した。

大連重工への適合証の発給は、世界で2例目となる。

《レスポンス編集部》

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