日本海事協会、中国の大連重工にシップリサイクル条約への適合証を授与、世界で2番目

船舶 企業動向
日本海事協会、中国・大連船舶重工のシップリサイクル条約適合証を授与
日本海事協会、中国・大連船舶重工のシップリサイクル条約適合証を授与 全 1 枚 拡大写真

日本海事協会は、中国遼寧省の大連船舶重工集団船務工程に対して、世界で2例目となるシップリサイクル条約への適合鑑定を行い、適合証(SOC)を授与した。

大連重工は、修繕造船所として設立された工場だが、約50万平方メートルの広大な敷地と修繕用の乾ドックを利用した船舶リサイクルも行っている。推定される最大年間リサイクル能力は100万LDTと中国でも最大級の能力を持つ船舶リサイクル施設となる。

大連重工は、シップリサイクル条約で、所管官庁による船舶リサイクル施設承認の際に要求される「船舶リサイクル施設計画(SRFP)」の作成を条約発効に先駆けて実施してきた。

今回、海事協会は、作成されたSRFPが条約の要求事項を満たしており、それに従ったリサイクルが実施されていることを第三者機関として確認し、同社に対して適合証を授与した。

大連重工への適合証の発給は、世界で2例目となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る