米航空宇宙局(NASA)は9月30日から10月2日まで、テキサス州ヒューストンの月惑星研究所で、地球接近小惑星の特定・捕獲・移転構想を考える公開ワークショップを開催する。
小惑星の特定・捕獲・移転構想についての情報提供依頼(RFI)に対し、一般市民からも含めて400件以上のアイデアが寄せられた。NASA関係者によるセレクションを通過した96件のアイデアがワークショップで検討される。
ワークショップは、「地球接近小惑星の特定・捕獲・移転の最適な手段」「小惑星の脅威への対処法」といったテーマで専門家が議論する。集約された意見は、小惑星での有人・無人活動の実施、小惑星の発見・特性解析能力向上を目指す今後の計画に活用される。