日産の米国主力SUV、ローグ…新旧モデルを併売へ

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現行日産 ローグ
現行日産 ローグ 全 3 枚 拡大写真
日産自動車が9月10日、米国で発表した新型『ローグ』(新型『エクストレイル』の兄弟車)。米国では2013年11月の新型の発売後も、旧型が併売されることが分かった。

これは9月27日、日産自動車の米国法人、北米日産が明らかにしたもの。「現行ローグを『ローグ セレクト』の名前で、当面ラインナップし続ける」と発表している。

初代ローグは2007年9月、北米で発売。欧州や日本向けの『キャシュカイ』(日本名:『デュアリス』)の北米版の位置づけだ。しかし、両車の外観は全く異なり、ボディサイズもローグが、ひと回り大きい。

新型の発売後も、旧型を併売するのは、ローグの人気が理由。ローグは2012年、米国で14万2349台を売り上げ、前年比は14.3%増と好調。2013年1‐8月実績も、前年同期比16%と伸びている。日産にとって、現行ローグは『アルティマ』に続く米国第2のベストセラー車。

北米日産の営業&マーケティング担当、フレッド・ディアズ副社長は、「小型SUVセグメントは、とても細分化されている。ローグ セレクトを継続販売することで、今後もこのセグメントで日産は、強固な販売成績を残すだろう」とコメント。

なお、ローグ セレクトは2014年1月、全米で発売予定。ベース価格は、2万ドル(約197万円)以下を計画している。

《森脇稔》

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