ヤナセは10月4日、グループ新車乗用車累計販売180万台を達成したと発表した。
ヤナセグループの2013年9月末での新車乗用車累計販売台数は180万4481台。180万台目の車両は、今年7月発売のメルセデス・ベンツ『CLA250』だった。
今年1月~9月のグループ新車販売実績は前年同期比20.8%増の3万0185台と好調に推移。直近3か月間の推移は、7月は前年同月比24.8%増の2663台、8月は同30.9%増の3072台と前年実績から大幅に伸長。さらに9月は同28.4%増の5683台と、9月実績としては2007年以来6年ぶりに5000台を超えた。
同社は実績増加の要因として「金融緩和政策による景気回復効果で高額車販売が伸長」「小型・小排気量で高性能なプレミアムコンパクトモデルのラインアップ拡充による輸入車エントリー顧客層の増加」などを挙げている。
ブランド・モデル別では、メルセデス・ベンツは、今年1月発売の『Aクラス』をはじめ、5月発売の新型『Eクラス』が好調。また、BMW『3シリーズ』、VW『ゴルフ』、キャデラック『ATS』、アウディ『Q3』、ジープ『コンパス』にも人気が集まっているという。
なお同社グループのこれまでの累計販売実績は1万台目到達が1963年、以降10万台が1974年、50万台が1988年、100万台が1996年、150万台が2004年、170万台が2010年となっている。