パナソニック、ミリ波レーダーの高精度・広視野角化技術を開発

自動車 テクノロジー ITS
適用イメージ比較(車の陰のバイクと道標近くの歩行者の例)
適用イメージ比較(車の陰のバイクと道標近くの歩行者の例) 全 2 枚 拡大写真

パナソニックは10月15日、歩行者や自転車などを検知できるミリ波レーダーの高精度・広視野角化技術を開発したと発表した。

今回開発した技術は、独自の符号化技術を適用することで、ミリ波レーダーをデータ更新周期0.1秒以下で高速検知。40m先の自動車や低速の歩行者、自転車を20cmの距離精度で分離・検知することができる。

また、複数のミリ波レーダーの干渉を制御することで同時検出を実現。主要交差点をカバーできる広視野角化を可能としている。

パナソニックでは、同技術を79GHzレーダーに適用し、交差点内の事故を未然に防ぐ検知センサーなどに応用。安全支援システムの進化と普及に貢献できるとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  5. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る