豊田通商、マレーシアのガラス主原料採掘・精製会社に資本参加…日系企業初

自動車 ビジネス 企業動向
豊田通商、マレーシアでガラス主原料採掘・精製事業に参画
豊田通商、マレーシアでガラス主原料採掘・精製事業に参画 全 1 枚 拡大写真

豊田通商は、マレーシアのシリカサンド採掘・精製会社であるトレンガヌ・シリカ・コンソーシアムに資本参加することで合意した。

豊田通商のシリカサンド取扱い数量は、年間約55万トンで、日本市場向けシェア約5割となっている。今回の事業は、豪州にある既存のシリカサンド採掘・精製会社への出資に続く豪亜地域での参画で、日系企業が同事業に関してマレーシアに進出するのは初めて。

豊田通商は、トレンガヌに20%出資し、日本に加えて、台湾、韓国などの豪亜地区諸国への供給を視野に、既存の取扱い数量と合わせて、豪亜地区で約200万トンの取り扱いを目指す。

シリカサンドは、ガラス・鋳物用鋳型・半導体・壁材など、幅広い分野で使用されている主原料。日本、台湾・韓国・東南アジア諸国で安定的に成長しており、豊田通商は重要な原料をより安定的に供給するため、既存の豪州2社に次ぐ第3のソースをマレーシアで確保する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  4. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る