日本ユニシスと堀場製作所、車両運行管理やテレマティクス分野での協業を開始

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ホリバ フリート リンケージ サービス概要図
ホリバ フリート リンケージ サービス概要図 全 1 枚 拡大写真

日本ユニシスと堀場製作所は10月17日、車両運行管理、テレマティクス分野におけるビッグデータの活用に向けた共同のシステム運用を11月から開始すると発表した。

テレマティクス分野でクラウドサービス提供の実績とノウハウを持つ日本ユニシスと、通信型ドライブレコーダー市場でトップシェアを占める堀場製作所は、日本ユニシスが提供するドライブレコーダーを活用したクラウドサービス「無事故プログラムDR」のアーキテクチャーやネットワーク基盤を活用し、新しい運行管理システムを構築する。

堀場製作所は、日本ユニシスとの協業により、車両に搭載したデジタルタコグラフやドライブレコーダーから無線を使って、リアルタイムに運行情報をデータセンターに収集する新運行管理システム「ホリバ フリート リンケージ」を11月から運用を開始。同システムは、急ブレーキ時の映像や燃費、車両の動態などを管理する既存システムの機能を生かし、新たに危険運転時には瞬時にメール通知ができるクラウドサービスとして提供する。また、デジタコ・ドラレコ複合型車載器「DRT-7000」とも連携し、市場拡大が期待される小型トラックや営業車両を中心に、事業強化を図る。

堀場製作所と日本ユニシスは、今後ビッグデータを活用することで新機能の拡張や事業拡大に備えた強力で柔軟な基盤を構築。蓄積される運行データを解析することで、低燃費ルート・安全ルート・最早ルートの案内を提供するなど、効率的な物流システムや安全運転につながるシミュレーション機能の開発を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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