ドゥカティジャパンは10月24日、『ムルティストラーダ』などのハンドルロックに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ムルティストラーダ1200シリーズとディアベルシリーズで、2010年4月13日~2013年9月13日に輸入された2003台。
ステアリングロックを制御するハンズフリーユニットにおいて、関連する構成部品の誤差の積み重ねにより、ハンドルをハンドルロック位置に操作しても、それを検出するためのスイッチを押し切れないため、ステアリングロックができない場合がある。
ムルティストラーダについては、ハンズフリーユニットの、ディアベルシリーズは加えてびダッシュボードのソフトウエアを変更し、ステアリングロックの操作方法を変更する。また、使用者所有のオーナーズマニュアルの該当ページを差し替える。
不具合発生件数は31件で、イタリア本社からの報告により発見した。
事故は起きていない。