鹿島臨海鉄道、「鹿嶋まつり」開催にあわせ貨物線で臨時旅客列車…11月9日

鉄道 企業動向
鹿島臨海鉄道の鹿島臨港線は通常、貨物列車しか運行されていない。写真はKRD64形ディーゼル機関車けん引の貨物列車。
鹿島臨海鉄道の鹿島臨港線は通常、貨物列車しか運行されていない。写真はKRD64形ディーゼル機関車けん引の貨物列車。 全 3 枚 拡大写真

鹿島臨海鉄道は11月9・10日の2日間、「第23回鹿嶋まつり」の開催にあわせて鹿島サッカースタジアム駅(茨城県鹿嶋市)の臨時旅客営業を行う。通常は貨物列車のみ運転されている鹿島臨港線でも、9日に限り臨時旅客列車を特別運転する。

鹿島サッカースタジアム駅は、JR鹿島線と鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線、鹿島臨港線の接続点。通常は旅客営業を行っておらず、大洗鹿島線の旅客列車は鹿島サッカースタジアム駅を通過してJR鹿島線の鹿島神宮駅まで乗り入れているが、サッカースタジアムでの試合やイベントの開催時などには臨時停車している。

今回の「鹿嶋まつり」では、11月9・10日の9時36分から16時50分まで鹿島サッカースタジアム駅の臨時営業を行い、鹿島神宮10時17分~16時22分発と水戸8時21分~15時39分発の旅客列車が臨時停車する。

鹿島臨港線の臨時旅客列車は、11月9日に限り鹿島サッカースタジアム~神栖間を2回往復する。折り返し地点となる神栖駅では降りることができない。運行時刻は1回目がサッカースタジアム10時発~神栖10時30分発~サッカースタジアム10時50分着、2回目がサッカースタジアム13時5分発~神栖13時35分発~サッカースタジアム13時55分着。

臨時旅客列車の切符は、鹿島サッカースタジアム駅で往復(大人500円、子供250円)のみ発売される。発売開始時刻は1回目が9時10分、2回目が12時15分。

鹿島臨港線は1970年、北鹿嶋(現在の鹿島サッカースタジアム)~神栖~奥野谷浜間19.2kmが貨物線として開業。1978年から1983年まで、新東京国際空港(現在の成田国際空港)の暫定燃料輸送の見返りとして一部区間で旅客営業を行っていたことがある。

《草町義和》

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