フォード フィエスタ、米国に「1.0エコブースト」…高速燃費はフィット上回る

自動車 ニューモデル 新型車
フォード フィエスタの1.0エコブースト
フォード フィエスタの1.0エコブースト 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは10月29日、米国市場に投入するフォード『フィエスタ』の新グレード、「1.0エコブースト」の環境性能を公表した。

「エコブースト」は、フォードモーターの新世代ガソリンエンジン。最新の直噴技術やターボチャージャーなどを採用することで、パワーと環境性能を両立する。その中でも、ダウンサイジングコンセプトを前面に押し出しているのが、シリーズ最小の1.0リットルの排気量を備えた3気筒ユニットだ。

1.0エコブーストは、最大出力が100psと125psの2種類のチューニングが存在。欧州仕様の場合、100ps仕様のCO2排出量は109g/km。125ps仕様でも、CO2排出量は114g/kmと、クラストップレベルの優れた環境性能を実現する。

今回、フォードモーターは、フォード フィエスタ1.0エコブーストの米国市場投入を控えて、環境性能を開示。米国には125ps仕様を投入するが、その米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地32マイル/ガロン(約13.6km/リットル)、高速45マイル/ガロン(約19.13km/リットル)、複合モード37マイル/ガロン(約15.73km/リットル)と公表された。

フォードモーターは、「最大出力120ps以上のサブコンパクトカーで、45マイル/ガロンの高速燃費はフィエスタだけ。高速燃費はホンダ『フィット』よりも約5.1km/リットル、トヨタ『ヴィッツ』よりも約3.4km/リットル優れる」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る