【トヨタ ハリアー 新型発表】随所に先代モデルのエッセンスがちりばめられたデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ ハリアー 新型発表
トヨタ ハリアー 新型発表 全 30 枚 拡大写真

11月13日、トヨタ自動車は『ハリアー』をフルモデルチェンジし、全国のトヨペット店を通じて12月2日に発売する。(ハイブリッド車は2014年1月15日発売予定)

【画像全30枚】

新型ハリアーは「エレガントヴェロシティー」をデザインテーマとしているが、デザインコンセプトについて豊田自動織機 自動車事業部 技術部デザイン室 車両デザイン第1グループの冨田健二グループ長は「コンセプトはちょっと着崩したフォーマルです。普通のフォーマルではなく、そこに色気やファッショナブルさを加えています。ターゲットは若い男性ですが、内装のカラーなどは女性の意見も参考にしながらデザインを進めました」と言う。

切れ長のヘッドライトが特徴的なエクステリアだが、エクステリアに関して同氏は「パーソナルな雰囲気を出す為に、フロントを長く、キャビンをコンパクトに見せる工夫をしています。具体的には、あまりAピラーを寝かせずに、フロントオーバーハングを長くとり、逆にリアのオーバーハングは短くしました。そうすることで、ボディが全体的に前にずれた印象となり、速力、スピード感を表現することができます」と語る。

切れ長のヘッドライトが特徴的なエクステリアだが、歴代モデルに比べデザインを大きく変えてしまっていいのだろうか。同氏は、一目見て”ハリアーだ”とわかることも大切にデザインしたのだという。「国内ではハリアーが1つのブランドとなっていて、ハリアーが好きで乗られてる方もいる。なので、サイドビューのウインドウグラフィックやCピラーのラインなど、キャビンは歴代ハリアーを継承したデザインとし、一方で、フロント周り、リア周りの強烈な”えぐれ”は一目見て”新型だ”と感じるようがらりと変えたデザインを採用しました」と述べた。

細かい箇所にも”ハリアーらしさ”が残っていると同氏は続ける。「歴代ハリアーの特徴として、フロントグリルがライトよりも高い位置にあります。新型ではボンネット先端のフードモールでこれを表現しています。アクリルのグリルは好みが分かれますが、アクリルの中のグラフィックは歴代のモデルを意識したパターンとなっています」と述べた。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日野自動車・人事異動 2025年12月1日付
  2. 「カッコいいじゃん」内外装を大幅アップデート! ホンダ『パイロット』改良新型に高評価の声続々
  3. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  4. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  5. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る