【ホンダミーティング13】研究所野中副社長、ターボでニュルのFF車最速狙う

自動車 ニューモデル 新型車
2リットルターボ搭載のシビックタイプR
2リットルターボ搭載のシビックタイプR 全 18 枚 拡大写真

ホンダは11月19日にターボエンジン「VTEC TURBO」3機種の開発を発表した。2015年半ば以降に順次、商品化する計画であり、第1弾は『シビックタイプR』への搭載となる。

開発しているのは1リットル、1.5リットルおよび2リットルのガソリンターボ3機種。小排気量で高い出力性能や環境性能を実現するダウンサイジングターボだ。シビックタイプRに搭載するのは2リットルで、最大出力は206kw以上、最大トルクは400N・m程度と、V型6気筒の3.5リットルエンジンを凌駕する動力性能を目指している。

本田技術研究所の野中俊彦副社長(四輪R&Dセンター長)はメディア向けの技術説明会「ホンダミーティング」の席上「めちゃくちゃ速いクルマになる」とし、このターボエンジンを搭載したタイプRで、ドイツのニュルブルクリンク(1周約20.8km)におけるFF車の最速ラップに挑戦すると宣言した。現在のFF車の記録は8分7秒(ルノー『メガーヌRS』)とされ、ホンダはタイプRで8分を切るラップを目標に掲げ、挑戦する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る