PSAプジョーシトロエン、次期CEOにカルロス・タバレス氏を内定…前ルノーCOO

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アルピーヌ A110‐50とルノーのカルロス・タバレスCOO(2012年5月)
アルピーヌ A110‐50とルノーのカルロス・タバレスCOO(2012年5月) 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは11月25日、次期CEOにカルロス・タバレス氏の起用を内定したと発表した。

カルロス・タバレス氏は8月下旬まで、ルノーのCOO(最高執行責任者)を務めていた人物。8月29日、ルノーはカルロス・タバレス氏が、ルノーを去ると発表。その理由として、「タバレス氏が個人的な事業を遂行するため」と説明していた。

今回のPSAプジョーシトロエンの発表によると、フィリップ・バラン現CEOの後継者を探してきたPSAプジョーシトロエンの取締役会は、カルロス・タバレス氏を、次期CEOに内定。同氏は2014年1月、PSAプジョーシトロエンの経営陣に加わり、2014年中に新CEOとして正式に任命される予定。

なお、フィリップ・バラン現CEOは残りの任期中、引き続きグループの再建計画を推進。同社は米国の自動車最大手、GMと資本提携を結んだが、GM以外の様々なパートナーとも、戦略的な協議を続けるとしている。

PSAプジョーシトロエン取締役会のThierry Peugeot氏は、「カルロス・タバレス氏を選んだのは、自動車業界のプロフェッショナルであるから。2014年内にフィリップ・バラン現CEOの後を受け継ぎ、現在の危機を乗り越え、再建を目指す」と述べている。

《森脇稔》

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