GM、中国法人の新社長を任命…わずか1年で交代

自動車 ビジネス 企業動向
GMチャイナの新社長に指名されたマット・チェン氏
GMチャイナの新社長に指名されたマット・チェン氏 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMは11月29日、中国現地法人のGMチャイナの社長人事を発表した。ボブ・ソシア氏は1年で退任し、代わってマット・チェン氏が就任する。

マット・チェン氏は現在、53歳。1976年に、元GM系の部品会社、デルコ・エレクトロニクスにエンジニアとして入社。1995-2000年まで、ドイツ、オーストラリア、中国に勤務した後、2001年にGMの北米部門の商品開発ディレクターに指名された。

2009-2012年までは、GMの中国合弁、上海通用五菱汽車の上級副社長の職に。2012年1月からは、中国エリアでの商品企画を統括している。

GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「マット・チェン氏の中国での強固なリーダーシップに期待する。彼は中国自動車業界に精通しており、合弁パートナーとも緊密な関係を保っている」とコメント。

一方、GMチャイナの社長就任から、わずか1年での退任となったのが、ボブ・ソシア氏。2014年1月1日付けで、GMを定年退職する。ダン・アカーソン会長兼CEOは、「ボブ・ソシア氏をGMチャイナの社長に任命した時から、後継者を育てることを目的にしていた。そして今、マット・チェン氏に、その準備が整った。ボブ・ソシア氏の定年退職を祝福する」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る