JR西日本、一部運休中の三江線2014年7月に再開へ

鉄道 企業動向
江津駅で発車を待つ三江線の三次行き普通列車。2014年7月中に全線の運転を再開する見込みとなった。
江津駅で発車を待つ三江線の三次行き普通列車。2014年7月中に全線の運転を再開する見込みとなった。 全 1 枚 拡大写真

JR西日本は12月11日、集中豪雨の影響で一部区間の運転を見合わせている三江線について、2014年7月中に全線の運転を再開できる見込みになったと発表した。

三江線は、山陰本線江津駅(島根県江津市)と芸備線三次駅(広島県三次市)を結んでいる全長108.1kmのJR線。8月24日未明に島根県西部を中心に発生した集中豪雨の影響で全線が運休となった。

9月1日からは浜原~三次間58.0kmのみ運転を再開したが、残る江津~浜原間50.1kmは線路内への土砂流入や法(のり)面の崩壊、井原川橋りょうの橋脚流出など72カ所で災害が発生し、現在も列車の運転を見合わせている。

11月から復旧工事が本格化しており、2014年7月中には再開できる見込みになった。それまでは引き続きバスによる代行輸送を実施する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  4. 幻のV12スーパーカーが100周年で復活か? SNSでは「クライスラーのイメージも変わる」と期待も
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る