【トーヨー トランパス 発表】拡大する市場に向け、軽自動車専用に開発

自動車 ニューモデル 新型車
東洋ゴム工業は「トランパスシリーズ」の新商品を発表(写真:開発を担当した東洋ゴム工業の古川誠氏)
東洋ゴム工業は「トランパスシリーズ」の新商品を発表(写真:開発を担当した東洋ゴム工業の古川誠氏) 全 11 枚 拡大写真

拡大する軽自動車市場に向け、東洋ゴム工業は「トランパスシリーズ」として初めて軽自動車専用に開発した『トランパス LuK』を発表した。

開発を担当した東洋ゴム工業の吉川誠氏は「軽自動車ではどのようなタイヤの性能が求められるのかを調べ、実際に軽自動車を開発車両として使うなど、一から開発したのが“トランパス LuK”になります」と話す。

国内新車販売の約4割となる軽自動車に向けて開発したのが「トランパス LuK」。

「軽自動車のタイヤはサイズが小さく、特に現在主流のハイトワゴン系のモデルでは、車両の重量をタイヤの空気圧を高めて支えるため、空気圧設定も高くタイヤにかかる負荷が高く摩耗性能も悪くなり、非常にシビアな性能が求められます」(吉川氏)と明かす。

新商品のトランパス LuKの特徴について、吉川氏は「今回、軽自動車用としは初めて、タイヤの接地面にあたる層に補強のための素材を取り入れるなど、“しっかり感”を出すためにタイヤの剛性を高めています。さらに、転がり抵抗で“A”を達成させているのが設計におけるポイントで難しい部分でした」と話した。

加えて「これまで、ミニバン専用タイヤの開発で培ったノウハウを採用して“しっかり感”のあるタイヤに仕上がっていると思います」と自信を示した。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る