仙台市交通局、東西線の正式駅名が決定…2015年開業予定

鉄道 行政
2015年開業予定の東西線。仙台市内を東西に横断する。
2015年開業予定の東西線。仙台市内を東西に横断する。 全 2 枚 拡大写真

仙台市交通局は12月24日、2015年の開業を目指して工事が進む東西線について、同線に設置される駅の正式な名称を決めたと発表した。

各駅の正式名称は、八木山動物公園~青葉山~川内~国際センター~大町西公園~青葉通一番町~仙台~宮城野通~連坊~薬師堂~卸町~六丁の目~荒井。大半は従来の仮称をそのまま正式名称としたが、八木山動物公園駅は仮称の「動物公園」から、大町西公園駅は「西公園」から、青葉通一番町駅は「一番町」から、宮城野通駅は「新寺」から、それぞれ変更された。また、卸町駅の表記は「住居表示においても用いられ、日常的に浸透している漢字」にするとしている。

一方、駅名検討委員会からの提言などを考慮し、駅名標などに併記する副駅名も導入する。副駅名が設定される駅(副駅名)は、青葉山(東北大学青葉山キャンパス前)・川内(東北大学川内キャンパス前)・国際センター駅(仙台城跡入口)・連坊駅(仙台一高前)の4駅。

東西線は仙台市南西部の八木山動物公園から都心部の仙台駅を経て、仙台東部道路の東インターチェンジ付近(荒井)に至る、全長13.9kmの地下鉄。東京都交通局の都営大江戸線などで採用されているリニアモーター式の地下鉄を導入する。駅名については今年4月に検討委員会を設置。7月から8月にかけて市民からの意見も募集。12月に検討委がまとめ、これを受けて正式な駅名を決めた。

《草町義和》

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