全日本空輸(ANA)は、11月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比8.1%増の52万3514人となり、4カ月連続で前年を上回った。ヨーロッパ方面は同4.4%減の4万8726人と落ち込んだものの、北米方面が同13.6%増の12万1459人、アジア・オセアニア方面が同8.2%増の35万3329人と順調に増えた。
国際線の座席利用率は73.8%で、前月より2.3ポイント上昇した。
国内線の旅客人数は前年同月比3.3%増の355万2759人となり、4カ月連続で前年を上回った。東京~札幌/那覇や大阪~福岡などが好調だった。座席利用率は67.7%だった。
貨物・郵便輸送実績によると国際線の貨物が同12.2%増の5万6476トン、郵便が同4.5%減の2656トンだった。
国内線の貨物が同0.6%増の4万2886トン、郵便が同19.0%増の3205トンだった。