中国 BYD、EVバスを英国ロンドンに納車…ロンドン初のEVバスに

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英国ロンドン市に納車されたBYDオート製EVバス、eバス
英国ロンドン市に納車されたBYDオート製EVバス、eバス 全 3 枚 拡大写真

中国の電池大手、BYD傘下の自動車メーカー、BYDオートは12月20日、英国ロンドン市に同社製のEVバスを納車したと発表した。

画像:英国ロンドン市に納車されたBYDオート製EVバス、eバス

このEVバスは、BYDオートの『eバス』と呼ばれるモデル。1回の充電で、最大250kmを走行できる。また、フル充電に要する時間は、およそ5時間。バッテリーを軽量化することで、車両の重量増を抑えているのも特徴。

また、eバスの全長は12mで、最大120名が乗車可能。英国ロンドン市では、このeバスを、2つのルートで運航開始。英国の首都、ロンドンにEVバスが導入されたのは、今回が初めてになる。

EVバスならではのメリットが、静粛性の高さ。BYDオートによると、不快な振動やノイズがなく、乗客に静かで快適な走行をもたらすとしている。また、ラッシュの時間帯の満員状態でも、エアコンフル稼働で走行できるという。

BYDヨーロッパのIsbrand Hoマネージングディレクターは、「我々のeバスは、多くの大都市で劇的なCO2排出量低減に貢献してきた。ロンドン以外の他の英国の都市にも、eバスが普及することを期待する」と述べた。

《森脇稔》

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