石油連盟、石油製品の流通過程を透明化する「石油製品流通証明書」制度を導入へ

自動車 ビジネス 企業動向

石油連盟は全国石油商業組合連合会(全石連)の協力を得て「石油製品流通証明書導入ガイドライン」を取りまとめた。

ガイドラインでは、石油製品の流通過程の透明性を確保するため、流通証明書によってサービスステーション(SS)に納入された石油製品について元売などの「原供給者」、商流にかかわった「特約店など二次卸」の存在と、物流経路を確認できるようにするもの。自動車用ガソリンの元売・出荷基地から給油所までの取引が対象。

元売と油槽所を所有する特約店・商社などは、物流上の届先に対して流通証明書を発行する。SSにガソリンを販売した卸事業者はSSに対して流通証明書を発行する。SSは流通証明書を1年間保管する。

流通証明書を発行する元売各社は、制度の導入方法や時期。個別ルールなどを策定し、資源エネルギー庁へ回答するとともに、自社ルールについてコンプライアンスを確認するための必要な手続きを実施し、取引先に説明して周知徹底を図る。

石油元売各社は、準備が整い次第、新制度を順次実施していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  4. 3分で20万台受注!? シャオミの市販車第二弾『YU7』にSNSも大注目!「日系EVとは爆発力が違う」の声も
  5. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る